仙台の街を少し離れ、磊々峡の静かな風に包まれる場所に「ホテル瑞鳳迎賓館 櫻離宮」はあります。
チェックインした瞬間、空気が変わる。そんな感覚を久しぶりに味わいました。
全室に露天風呂を備えた離れの宿で、瑞鳳本館のにぎわいも少しだけ楽しめる。
“静けさを買う”という言葉がぴったりの滞在です。
今回は実際に宿泊して感じた、部屋風呂の心地よさやラウンジの時間、食事やアクセスまで、リアルにレビューしていきます。
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【結論】ホテル瑞鳳迎賓館 櫻離宮 レビュー:静けさを買う“離れ”で、部屋風呂と本館設備のいいとこ取り
泊まってみて一番感じたのは、「ここは静けさそのものを買う宿だな」ということ。
全室に内風呂と露天風呂が付いていて、しかも瑞鳳の本館施設まで使えるので、まるで“いいとこ取り”の滞在です。
客室の露天に湯気が立つ朝、ラウンジでコーヒーを飲む時間、それだけで「来てよかった」と思えました。
① この記事でわかること
この記事では、実際に泊まって感じた「静けさの魅力」と「ちょっと気をつけたいポイント」を正直にまとめました。
客室の使い勝手や露天の湯加減、食事の雰囲気、本館の施設の活用術まで、全部リアルな体験ベースです。
特に、混雑しがちなビュッフェやチェックインまわりのコツも入れています。
初めて泊まる方でも「こんな流れで動けば快適!」とイメージできると思います。
② 誰に刺さる宿か
一言でいえば、「静かに過ごしたい人」にぴったり。
カップルや夫婦でゆっくりしたい人、または家族連れでも騒がしすぎない時間を過ごしたい人には理想的です。
逆に、ずっと賑やかに過ごしたいタイプの人には少し物足りないかもしれません。
夜は静まり返り、湯の音しか聞こえないような空間。非日常感がすごいです。
③ ざっくり評価
良かった点:「全室露天風呂」「離れの静けさ」「瑞鳳本館の便利さ」この3つがそろう宿はなかなかありません。
広さ・清潔感・アメニティ、すべて申し分なし。ラウンジのコーヒーも上質でした。
気になった点:本館のビュッフェを利用する場合、時間によってはかなり混雑します。
雰囲気重視なら、会席プランを選んだほうが静かに過ごせるかも。
とはいえ、全体としては“静けさを買う宿”という評価に大満足です。
客室レビュー:全室に露天風呂・内風呂の心地よさ
客室のドアを開けた瞬間に「あ、これはいい」と思いました。広さよりもまず空気が違います。
静かで、香りが柔らかく、余白がたっぷりある空間。荷解きする前から落ち着きます。
① 広さ・間取りの体感
畳とフローリングのバランスがちょうどよく、動線がスムーズ。
座っているだけで、自然に露天の方向へ視線が抜ける造りです。
家具も少なめで、写真を撮ってもすっきり。SNS映えを狙わなくても絵になります。
夜は間接照明があたたかく、静かな音楽でも流せばもう完璧です。
② 客室露天の湯温・眺め・使い勝手
お風呂好きの私には最高でした。
最初はちょっと熱めですが、外気に当たるとすぐにちょうどよくなります。
縁に腰掛けて足湯気分で話したり、朝は光の入り方をぼんやり眺めたり。
夜は湯けむりの向こうに星が見えて、まるで映画のワンシーンみたいです。
洗い場の動線も短くて、寒さを感じないのが嬉しいポイントでした。
③ アメニティ&備品の実力
タオルはふかふかで枚数も多め。部屋風呂を何度使っても困りません。
基礎化粧品やドライヤーの質もよくて、女性目線でも安心できます。
冷蔵庫の中身は控えめですが、ラウンジがあるので問題なし。
部屋着はゆったりしていて、館内移動もリラックスして過ごせました。
USBポートやコンセントも十分にあり、スマホ充電の心配も不要です。
ラウンジ体験:静かな時間とフリードリンク
個人的にここが“櫻離宮の真骨頂”だと思いました。
静かなラウンジでコーヒーを飲んでいるだけで、旅のテンポが整っていく感覚。
① 利用時間と混み具合
チェックイン直後は少し人が多いですが、時間をずらせばかなり静かです。
夕暮れの時間帯は特におすすめ。窓の外の光がやわらかく、雰囲気が最高。
朝はコーヒーの香りに包まれて、まだ眠っている体が少しずつ目覚めていく感じがします。
混んでいても皆さん静かに過ごしているので、居心地の悪さはありませんでした。
チェックアウト前に立ち寄るのも、最後の癒しタイムとしておすすめです。
② 提供内容の満足度
コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなど、どれも香りがよくて丁寧に用意されています。
お菓子も少し置かれていて、湯上がりにちょっとつまむのにちょうどいい。
アルコールの提供がある時間帯もありましたが、あくまで“静かに嗜む一杯”という雰囲気です。
ラウンジのBGMも控えめで、つい時間を忘れてしまいます。
ここで過ごす30分だけで、心がまっさらに整うような感覚でした。
③ 過ごし方のコツ
チェックインしてすぐ行くよりも、露天でひとっ風呂浴びてから立ち寄るのがおすすめ。
身体が温まった状態で飲む冷たいドリンクは格別です。
朝は軽めに一杯、夜は静かにコーヒーを飲みながら今日を振り返る時間にすると贅沢。
写真を撮るのもいいですが、なるべく目で味わう時間を大切にしたくなる場所です。
滞在の中で“整える時間”として組み込むと、満足度がぐっと上がります。
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本館・瑞鳳の設備を使いこなす
離れの静けさも魅力ですが、本館のにぎやかさを少し味わえるのも櫻離宮の良いところです。
「今日は少し動きたいな」と思ったときに、気軽に行けるのが助かります。
① 大浴場・サウナ・プール
本館の大浴場はとにかく広くて開放的。露天もあり、気分転換にはぴったりです。
人が多い時間帯は避けたほうが快適で、朝イチや夕食時は意外と空いています。
サウナでしっかり温まって、部屋に戻って自分の露天で“ととのう”のが最高でした。
プールは明るくて清潔、短時間だけ泳いでラウンジでクールダウン、という流れが気持ちいいです。
タオルを持参しておくと、行ったり来たりがスムーズですよ。
② バー・館内施設の回り方
夜は本館のバーにも行ってみましたが、落ち着いた雰囲気で大人の時間を過ごせます。
ただ、長居すると疲れるので“1杯だけ”がちょうどいい感じ。
お土産コーナーも見やすく、夜の空いた時間にふらっと立ち寄るのがおすすめです。
帰り道の回廊がとても静かで、足音が響く感じがなんとも心地よかったです。
③ “静”と“賑”のバランス術
昼間はあえて賑やかなエリアに出て、夜は離れで静けさに戻る。この切り替えが気持ちいいんです。
人混みで少し疲れたら、迷わず部屋の露天へ。湯に入るとすぐ気分がリセットされます。
動きすぎず、余白を残すくらいの計画が櫻離宮にはぴったりだと感じました。
食事:会席とビュッフェのリアル
食事は「どっちを選ぶか」で印象がガラッと変わります。
今回は会席を選びましたが、正解でした。
① 会席の満足度と席まわり
一皿ずつ運ばれてくるテンポがちょうどよく、会話をしながらゆっくり楽しめます。
盛り付けも美しく、器のセンスもさすがです。
ボリュームよりも“余韻を味わう”タイプで、食後の満足感が長く続きました。
記念日ディナーなら、席の位置や演出を事前に相談しておくのが安心です。
② ビュッフェの雰囲気と混雑時間
別日には本館ビュッフェも利用してみました。品数は多く、ライブキッチンも楽しいです。
ただ、時間帯によってはかなりにぎやかで、静けさを求める人にはやや落ち着かないかも。
開始直後を避けて15分くらい遅れて行くと、列も落ち着いておすすめです。
ファミリー利用が多い印象で、子ども連れには便利でした。
③ 事前リクエスト&回避Tips
食事に関しては「どんな時間に、どんな雰囲気で食べたいか」を事前に伝えておくのが大切。
特に記念日や子連れなら、席の位置や提供テンポの希望を備考欄に書いておくと安心です。
ビュッフェなら、デザートコーナーは混雑前に一巡しておくのがおすすめ。
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モデルコース:カップル/ファミリー/ひとりの過ごし方
櫻離宮は「誰と行くか」で楽しみ方がまったく違う宿です。
① カップル:距離が縮まる導線
到着したらまずラウンジで一息、そのあと露天にゆっくり浸かる流れが最高です。
夜は湯上がりのまま部屋でのんびり。静けさの中で話す時間が自然と深まります。
朝は早起きして露天で朝日を浴びると、特別な一日の始まりになります。
② ファミリー:ラク&動線重視
子ども連れでも、部屋風呂があるから本当にラク。
移動が少ないので、食後もすぐに湯に戻れて大人も助かります。
本館のプールは少し遊び、疲れたらすぐ客室に戻る感じがちょうどよかったです。
③ ひとり時間:読書と湯治
一人で泊まるなら、ここほど贅沢な場所はないと思います。
湯に浸かって、読書して、また湯に戻る。時計を見ない時間が最高の贅沢です。
静かな夜のラウンジで過ごす30分が、この旅のハイライトになりました。
写真スポットとマナー
館内はどこを撮っても絵になりますが、“静けさを壊さない撮り方”が大事です。
① 客室露天の水鏡を狙う
朝の光が湯面に反射する瞬間が一番きれい。湯けむりが立ち上る冬は特におすすめ。
湯の縁を斜めに入れると奥行きが出て、写真に深みが出ます。
撮ったらすぐカメラを置いて、湯そのものを楽しむのが正解です。
② 回廊・庭・朝の光
朝の回廊はまるで映画のワンシーン。光が床に伸びて、とても幻想的でした。
庭の石や苔をアップで撮ると“和の静けさ”が伝わります。
雨の日も悪くなくて、濡れた石畳が光を反射して美しいんです。
③ 人を写さない配慮
他の宿泊者が映らないように、早朝や夜など静かな時間に撮影するのがおすすめです。
顔や部屋番号が映らないように注意すれば、SNSにも安心して投稿できます。
アクセス・シャトル・駐車の要点
仙台駅から無料シャトルが出ていて、これが本当に便利でした。
予約制なので、宿を取ったらすぐに手配しておくのがベストです。
① 仙台駅シャトルの予約方法
集合場所は駅近くでわかりやすく、スタッフさんも親切です。
荷物が多い人は前日までにホテルへ送っておくと安心。
帰りの便もセットで予約しておくと、余計な心配がいりません。
② 車アクセスと駐車場
車でも行きやすく、駐車場も広くて安心です。
夜に到着する場合は、道が暗いので早めの行動がおすすめ。
チェックイン時に荷物を先に下ろすとスムーズですよ。
まとめ:ホテル瑞鳳迎賓館 櫻離宮の実体験レビュー
湯気の向こうにある静けさを、ここではゆっくり受け取れます。
部屋風呂でほどけて、ラウンジで深呼吸して、本館で少しだけ賑わいを味わう。
その繰り返しが、旅の疲れをやさしく洗い流してくれました。
華やかな演出は少なめでも、心が落ち着くという贅沢はしっかりあります。
次の仙台は、またこの静けさに会いに行きたい。そう思える宿でした。
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